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その16

ゆびびびき

タイトル、びの字がひとつ多いか。

指弾き。ピッキングの話をしよう。

指弾きをしていると言うと、「凄いですね」と仰る方がいる。
そんな事は無い。

多くの方は、ピックを使ってギターを弾く。
形、大きさ、材質、いろいろ種類がある。

俺もエレキギターを弾いていた時期はピックを使っていたけど、いくつか問題がある。
握っていても、弾いているうちにずれる。
落とす。
無くす。
環境に悪影響(言い過ぎか)。

その点、指で弾けば「失うものは何もない」。
手ぶら。
これ、何気に生涯ストレス量をかなり軽減出来ると思うんだ(笑)
経済的だしね。

もっと真剣に言うと、「音色」が良いんだよね。丸みを帯びていると言うか、人間的な音、心の琴線に触れる音を出す事が出来る。
ピックだとどうしても心(人間)と楽器の間に数mm分の壁が出来るので、個性が軽減する。
指の方が、より「自分」を伝えられると思うから俺はピックは持たないんだ。

ピックの魅力ももちろん知ってるよ。
QueenのBrian Mayはお金、コインでギターを弾くんだけど、本当にユニークなサウンドで、素晴らしい。一事が万事で、その一点だけでも才能を感じさせてくれる。
Zakk Wyldeのピッキング・ハーモニクスなんかも大好きだったな。文句無しにかっこいい。

あと、指弾きでどうしても犠牲になるのは「スピード」。
ピックの方が速いフレーズを奏で易い。

でも、そのスピードを補って余りある1音の音色の魅力が指弾きにはあると思う。

あと、テクニック的にはアルペジオ(分散和音)なんかは指で弾いた方が断然楽だと思うな。各指が効率良く役割分担してくれるんだよ。各弦の傍でスタンバイしていてくれる。ピックでアルペジオなんて、移動距離が長いでしょ。労働し過ぎだよ(笑)

そんな理由から、俺は指弾きと決めている。
クラシック・ギターからstartしたと言う、自分の大切な原点への感謝の想いも込めている。
歳を重ねる程に「味」も増すはずさ。

またここで、二人で会おう。

( )

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詩人・南條雄一の公式ウェブサイト。プロフィール、作品紹介、ブログなど”最新情報”をお伝えします。人生は、推敲し続ける一篇の詩。遅咲き蕾にうるおいを。

南條 雄一について

「身近な愛を、たいせつに」暮らす詩人。絵・音・Webにハマったハマっこ、詩にフォーカスでアラフォーデビュー

詩集『ことばの宇宙飛行士』(2022/4/18 発売) ※Amazon新着ランキングにおいて「詩歌」「現代詩」の2部門で1位獲得!

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