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その66

普遍的と個人的

うた(詩)を書く時、最初から普遍的なものとする事を狙って書く人がいる。

それで成功する人も中にはいるのでしょう。


ただ、多くの失敗している人を見て来たよ。

その狙いがズレているのかもしれない。


・難しい、高尚な単語/言い回しをする

・母国語ではない言葉を多用する

・狭い美意識に囚われ手垢の付いた歯の浮くような言葉に本人だけがカッコいいと酔っている

・覚えたてのテクニックをひけらかす

・みんなに好かれたい、八方美人


そう、駆け出しの頃の俺だ。


自分がそうだったように、人前で表現すると、声にして歌うとその反応から気付かされるんだ。


ウケてない。しらけてる。空疎。虚しい。。。


そう気付けたのはまだ良かったかもしれない。

街中では、今もそんなアーティストをたくさん見かける。たくさん。


逆なんだよ。

個人的な想いを詩にするんだ。


最初から普遍的な効果を狙っていると、薄っぺらな浅いアイデアしか掬えない。上っ面だけの作品になる。

そうではなく、個人的に「あの人に」「これを訴えたい」という絞り込みが、豊かなストーリー・エピソード・ネタを引き寄せる。言葉が尖り、訴求力・貫通力を生み出す。


世の中で名作と呼ばれ続けてる文芸作品を見てよ。


『智恵子抄』/高村光太郎

『こころ』/夏目漱石

『人間失格』/太宰治


誰にも知られたくない、自分にとって大事な、秘密にしておきたい事柄や想いを表現するから、人は感動し、そのお返しにお金を払いたくなるんだ。


まとめるね。

詩を書く時、最初から普遍的な影響力を狙ってはいけない。まずは、個人的な熱い想いに静かに耳を傾けるんだ。

普遍性を狙うのは、その次のレベルだよ。


またここで、二人で会おう。

( )

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南條 雄一

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